医薬品・化粧品アフィリエイトの始め方!薬機法知ってる?そして絶対に登録すべきASP6選!!

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アフィリエイト記事で医薬品や化粧品を紹介したいんだけど、良い効果を書きまくったら売れるんじゃない?
だから化粧品アフィリエイトって簡単でしょっ!!

いやいや、そんな簡単と思っていると痛い目を見ますよ!

医薬品や化粧品、健康食品などのアフィリエイトを始めたいなら知っておくべきことがあります。
まず、薬機法についてちゃんと知っていますか?
これまで書いてきたブログ記事が『薬機法違反』になっていませんか?

自信をもって大丈夫と言えない方は、一度、ブログの更新をやめて薬機法について勉強した方が良いかもしれませんよ。
薬機法に違反すれば、アフィリエイト停止だけでなく、行政指導、懲役刑や罰金刑などを課せられるかもしれません。

例えば、化粧品や健康食品のアフィリエイトでこんな言葉使ってませんか?

痩せる』『高血圧が治る』『尿酸値が下がる』『にきびを減らす』『肥満を予防できる』『肌が若返る』・・・

でもよく考えてみてください。

一般化粧品や健康食品って、そもそも医薬品ではないんです!!

医薬品ではないのに病気を治療するというような効果があるなんて認められるわけがないんです。

そもそも病気を治療できるなら医薬品として認められてるハズですよね!!

冷静になればわかることも、アフィリエイト記事を作成していると見えなくなってしまうんですよね・・・

でも、この化粧品は、有効成分に『グルコサミン』や『プラセンタエキス』、『ビタミンC』、きわめつけは『植物エキス』や『漢方エキス』まで配合されてるし、絶対効果あるじゃん。
効果があるのわかりきっているんだから、書いていいじゃん。

嘘ついているわけじゃないし!
広告元のサイトにはこの効果については書いてないけど、商品を紹介してあげてるんだし、多少大げさに書いてもいいでしょ!

ちょっとストップ!!
確かに有効成分が配合されていて、肌への効果がある化粧品も世の中にはたくさんあると思います。
でも、だからと言ってその化粧品を使うと効果があるとは書けないんです。

仮に有効成分が配合されていたとしても、その配合量によっては効果が十分得られなかったりしますよね。

だから薬機法で厳しく定められているんです。
もし書いてはいけない効果を書いてしまうと薬機法違反になってしまいますよ。
怖いですよ、薬機法は。

『医薬品、化粧品、健康食品のアフィリエイトを今後やっていきたい!』
『この分野のアフィリエイトで成功させたい!』
そんな強い気持ちをお持ちの方は絶対に薬機法について勉強することをおススメします。

でも薬機法について勉強すると言っても、アフィリエイターにとって大切な薬機法の条文は2つだけです。
理解できても理解できなくてもいいですので、一度は真面目に条文に目を通してみてください。

第66条
 第1項 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない
 第2項 医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の効能、効果又は性能について、医師その他の者がこれを保証したものと誤解されるおそれがある記事を広告し、記述し、又は流布することは、前項に該当するものとする。

つまりはアフィリエイトをするにあたって、虚偽広告や、誇大広告をしてはいけないということです。

そして、これに違反してしまうと懲役または罰金、最悪の場合は懲役と罰金の両方が併科されます。

第85条
次の各号のいずれかに該当する者は、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
 第4号 第66条第1項又は第3項の規定に違反した者

アフィリエイトをやって懲役刑に処されたり、罰金刑に処されたりするのはシャレになりませんよね!
だからちゃんと勉強してほしいんです!

しっかりと薬機法について学んでから、ASP登録やアフィリエイト記事の作成へと進んでください。

もし、ここまでで薬機法違反にならないブログ記事の書き方を理解できた方がいらっしゃれば、一足先に次のステップへ進んで良いですよ!

アフィリエイトをやる際に登録が必須のサイト、つまりASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)のサイトです。

医薬品や化粧品、健康食品のアフィリエイトをやりたいと考えているのであれば、ここで紹介する最低6つのASPには登録しておいた方がよいでしょう。

1.誰もが知るマンモスASP『A8.net(エーハチネット)』。どんな案件でもそろっています。アフィリエイトやるなら少なくともこのASPだけは登録必須です!
2.美容関係に強いASPと言えば『afb(アフィビー)』です。化粧品や健康食品をやりたいなら登録必須です!
3.A8.netに次ぐ規模の大きさを誇る『バリューコマース』。幅広いジャンルを扱っていますし、独占案件も多いことが魅力!
4.独自路線の『アクセストレード』。金融に強いASPですが、その次に強いのが健康食品と化粧品!このASPも登録おススメです!
5.楽天商品を紹介したいなら『楽天アフィリエイト』。楽天市場の商品なんでも審査なしですぐに紹介できます。
6.amazon商品を紹介したいなら『amazonアソシエイト』。amazonアソシエイトの審査にまず通らなければなりません。私も一度落ちたことがある意外と厳しい審査です。

なぜ6つのASPを紹介するのかと言えば、ASPごとに選べる広告の種類が異なりますし、同じ広告を探している場合であってもASPごとに成功報酬が異なるためです。
他にもASPは色々ありますが、あまり登録ASP数を増やしても管理が大変になるのでおススメはしません。

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そもそも医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器って何?

ひとことで医薬品や化粧品と言っても、細かく区分が分かれています。

医薬品

  • 第一類医薬品:市中で購入できる一般医薬品の中では、副作用リスクが比較的高めの医薬品。医師や薬剤師の説明を受けないと手に入らないもの。(ネット販売不可なので以下省略)
  • 第二類医薬品:市中で購入できる一般医薬品の中では、副作用リスクがある医薬品。一般的なドラッグストアでも手に入るもの。
  • 第三類医薬品:その他の市中で購入できる一般医薬品。副作用リスクがそれほど高くない医薬品。

医薬部外品

  • 医薬品は主に『治療』目的だが、医薬部外品は主に『不快症状の改善』や『予防』、『美容』、『衛生状況の改善』が目的のもの。

化粧品

  • 薬用化粧品:医薬部外品である化粧品です。一部の薬効に関して、効能・効果を表記できるもの。
  • 一般化粧品:効能・効果の表記ができないもの。

医療機器

  • アフィリエイトと関係ありそうなものは、コンタクトレンズ、体温計、血圧計、絆創膏などです。医療に関する補助機器や補助器具のこと。

再生医療等製品

(再生医療はアフィリエイトでは関係ありませんので以下省略)

あれ?健康食品は薬機法第66条第1項に入っていないじゃん!健康食品だったら効能や効果を書いてもいいの?

いやいや、そんなわけはありません!
医薬品ですら効能や効果の記載に制限があるのに、健康食品だったら効能効果を記載してもよいなんてうまい話があるわけがありません!
健康食品のアフィリエイトをやる人も薬機法には注意してください!

健康食品

  • 特定保健用食品(トクホ):科学的に立証された特定の保健機能や生理機能をもつこと、安全であること等に関して国の審査を受け、内閣総理大臣が許可した食品。
  • 機能性表示食品:科学的根拠について評価を行い、消費者庁に届出を行った食品。
  • 栄養機能食品:ビタミン12種またはミネラル5種という栄養成分を補給するための食品。国への許可申請なしで販売できる食品。
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医薬品や化粧品で謳っていい表現

ここからがこの記事の本題です!

医薬品や化粧品のアフィリエイト記事を作成する際に、『表記してよい表現』と『表記してはいけない表現』があります。

医薬品で表記してよい表現

  • 第二類医薬品:商品ごとの承認された効能効果
  • 第三類医薬品:商品ごとの承認された効能効果

医薬部外品で表記してよい表現

  • 医薬部外品:商品ごとの承認された効能効果

化粧品で表記してよい表現

  • 薬用化粧品:商品ごとの承認された効能効果
  • 一般化粧品:定められた56の効能効果

医療機器で表記してよい表現

  • 医療機器:商品ごとの承認された使用目的又は効果

健康食品で表記してよい表現

  • 特定保健用食品(トクホ):商品ごとの許可を受けた効能効果
  • 機能性表示食品:商品ごとに届けられた機能性の効果
  • 栄養機能食品:成分ごとの国が定めた機能性の効果
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では、承認された効能効果はどうやって調べたらよい?どのサイトを見ればわかる?

ちゃんと調べて効能効果を書かなければいけないのはわかるけど、どのサイトで調べたらよいのかわからないよ・・・

ネット情報だと根拠が不明確だったり、情報が古かったりしますので、ちゃんとしたサイトで現行の商品について調べる必要があります。
最も正確な情報を調べられるサイトとして、『独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)』のサイトがあります!
このサイトで医薬品(第一類から第三類まで)の効能効果を調べられますよ!

『独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)』HP

一般用医薬品・要指導医薬品 添付文書等情報検索 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)による添付文書等情報検索ページです。一般用医薬品や要指導医薬品の販売名などから、添付文書(使用上の注意)などを検索できます。

↑↑『ホーム>審査関連業務>承認審査業務(申請、審査等)>承認情報>一般用医薬品・要指導医薬品』とたどっていった先のリンクです。

このリンク先でやることはこれだけです。
 1.『販売名(医薬品の名称)』に調べたい医薬品名を入力
 2.検索ボタンをポチッ!
 3.添付文書のHTMLかPDFをクリック!
 4.効能効果が書いてある部分を探す!
お目当ての情報が見つけられましたか?

医療機器に関する使用目的又は効果については以下のリンクから検索してみてください!
検索の仕方は医薬品の場合と同じです!

医療機器 添付文書等情報検索 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)による添付文書等情報検索ページです。医療機器の販売名や一般的名称などから、添付文書(使用上の注意)などを検索できます。

次に、医薬部外品についてです。
ならここに承認された医薬部外品薬用化粧品の一部が載っています↓↓

審査報告書・申請資料概要
医薬品・医療機器・再生医療等製品の承認審査・安全対策・健康被害救済の3つの業務を行う組織。

でもホントにごく一部しか載っていないので、実際に効能効果を確認する場合には商品名をGoogle検索などをして企業のHPから探し出すのが良いでしょう

医薬品と違って、医薬部外品や薬用化粧品は毎年数えきれないくらいの商品数が市場に出回りますので、それらの商品すべての効能効果を網羅した検索サイトや商品一覧のエクセルファイルなどが無いのは仕方ないですね。

地道に頑張って探しましょう!!

そして、一般化粧品の効能効果についても気になる人は多いと思います。
化粧品好きにとっては、化粧品のアリフィエイトは楽しいですからね!

しかし残念ながら、一般化粧品も毎年無数の商品が販売されますので、商品ごとの効能効果のまとめサイトはありません。
ですので、頑張ってGoogle検索するしかないです!

しかも、一般化粧品の場合、次に列挙するように、たった56種類の効能効果の中から選ばれた文言しか使用することができないです。

冗長になるかもしれませんが、だらだらと列挙します。
ここは読み飛ばしても大丈夫です。
でも、これらの効能効果をいつでも調べられるようにはしておいてください。

頭皮・毛根
(1)頭皮、毛髪を清浄にする。
(2)香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える。
(3)頭皮、毛髪をすこやかに保つ。
(4)毛髪にはり、こしを与える。
(5)頭皮、毛髪にうるおいを与える。
(6)頭皮、毛髪のうるおいを保つ。
(7)毛髪をしなやかにする。
(8)クシどおりをよくする。
(9)毛髪のつやを保つ。
(10)毛髪につやを与える。
(11)フケ、カユミがとれる。
(12)フケ、カユミを抑える。
(13)毛髪の水分、油分を補い保つ。
(14)裂毛、切毛、枝毛を防ぐ。
(15)髪型を整え、保持する。
(16)毛髪の帯電を防止する。
肌・日やけ
(17)(汚れをおとすことにより)皮膚を清浄にする。
(18)(洗浄により)ニキビ、アセモを防ぐ(洗顔料)。
(19)肌を整える。
(20)肌のキメを整える。
(21)皮膚をすこやかに保つ。
(22)肌荒れを防ぐ。
(23)肌をひきしめる。
(24)皮膚にうるおいを与える。
(25)皮膚の水分、油分を補い保つ。
(26)皮膚の柔軟性を保つ。
(27)皮膚を保護する。
(28)皮膚の乾燥を防ぐ。
(29)肌を柔らげる。
(30)肌にはりを与える。
(31)肌にツヤを与える。
(32)肌を滑らかにする。
(33)ひげを剃りやすくする。
(34)ひげそり後の肌を整える。
(35)あせもを防ぐ(打粉)。
(36)日やけを防ぐ。
(37)日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。
におい
(38)芳香を与える。

(39)爪を保護する。
(40)爪をすこやかに保つ。
(41)爪にうるおいを与える。
口唇
(42)口唇の荒れを防ぐ。
(43)口唇のキメを整える。
(44)口唇にうるおいを与える。
(45)口唇をすこやかにする。
(46)口唇を保護する。口唇の乾燥を防ぐ。
(47)口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ。
(48)口唇を滑らかにする。
歯・口内環境
(49)ムシ歯を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(50)歯を白くする(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(51)歯垢を除去する(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(52)口中を浄化する(歯みがき類)。
(53)口臭を防ぐ(歯みがき類)。
(54)歯のやにを取る(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(55)歯石の沈着を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
その他
(56)乾燥による小ジワを目立たなくする。

ここで私が言いたいのは、一般化粧品の効能効果はどのアフィリエイトサイトを見ても同じになってしまうし、紹介したい化粧品と他社の化粧品と比較しようとしても効能効果に関しては大した違いは記載できないということです。

そのため、一般化粧品のアフィリエイト記事を作成する際には、その化粧品の使用感や、口コミ、商品の値段などを記載することが多いかと思いますが、これだけではなかなか他のサイトと差別化しにくいと思います。

アフィリエイターごとに独自の視点で何か付加価値を付けて紹介するしかないですね。
いわゆるロングテールキーワード狙いです。

ロングテールキーワードも研究されつくされていますし、化粧品のアフィリエイトはなかなか難しい分野ということは間違いないです。

でも、こういった化粧品分野でも稼げるアフィリエーターになってこそ、真のアフィリエイターと言えるのかもしれませんね!

さあ、みなさん、レッツチャレンジ!!

※ちなみに私が書いた化粧品紹介記事としては、日焼け止めの比較記事などがあります。
この位の書き方ならOKでしょう。参考にしてください。

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医薬品・化粧品アフィリエイターのみなさん、最後に注意点&ASPについて!

間違っても、ただの一般化粧品なのに、医薬品のような効能効果を記載してはいけません!
冒頭でも述べましたが、最悪の場合、懲役刑&罰金刑です!

さて、ここまで理解出来たらASPへの登録です!

どのASPも無料で使えますし、登録自体は5~10分程度で終わります!

そして、いよいよ念願の医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、健康食品についてアフィリエイト広告を設置してみましょう!

1.誰もが知るマンモスASP『A8.net(エーハチネット)』。どんな案件でもそろっています。アフィリエイトやるなら少なくともこのASPだけは登録必須です!
2.美容関係に強いASPと言えば『afb(アフィビー)』です。化粧品や健康食品をやりたいなら登録必須です!
3.A8.netに次ぐ規模の大きさを誇る『バリューコマース』。幅広いジャンルを扱っていますし、独占案件も多いことが魅力!
4.独自路線の『アクセストレード』。金融に強いASPですが、その次に強いのが健康食品と化粧品!このASPも登録おススメです!
5.楽天商品を紹介したいなら『楽天アフィリエイト』。楽天市場の商品なんでも審査なしですぐに紹介できます。
6.amazon商品を紹介したいなら『amazonアソシエイト』。amazonアソシエイトの審査にまず通らなければなりません。私も一度落ちたことがある意外と厳しい審査です。

医薬品・化粧品のアフィリエイトの一歩を踏み出すか迷っている皆さん、迷ってる暇があったら始めてください。
実際にやってみないと、やって良かったのかやらないほうが良かったのかわかりませんよ。
やらないで後悔するのはやめましょうね!!

 

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