ビットコインを購入できる取引所はいくつもあります。
ビットコイン取引所は、有名なところだけでも、コインチェック(Coincheck)、ビットバンク(bitbank)、ザイフ(Zaif)、ビットフライヤー(bitFlyer)、DMM Bitcoin、GMOコインなどがあります。
たくさんありすぎて、どのビットコイン取引所(取引業者)を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
どのような視点でビットコイン取引所を選んだらいいかお教えします!
ビットコイン取引だけをしたいのであれば、どこの取引所でもそんなに変わらない!
あなたがもし暗号資産(仮想通貨)としてビットコインだけを取得したいと考えているのであれば、ぶっちゃけどこの取引所でもほぼ変わりません。
まずは『取引所』と『販売所』の違いについて
知っておかなければ損をしますので、知らなければ読んでください。
まず、ビットコイン取引所でビットコインを取得する方法は2つあります。
『取引所』で手に入れるか『販売所』で手に入れるかです。
(ちょっと紛らわしいかもですが、ビットコイン取引所の中に『取引所』と『販売所』があって、)
結論から言うと、『取引所』の方が安く手に入るので、『販売所』で安易に購入してはいけません。
『販売所』はワンクリックですぐにビットコインを購入できるのでとっても楽なんですが、残念ながら楽な分だけ損します。。。
つまり、『販売所』とはビットコイン取引所が購入したビットコインを、ユーザーが購入するものです。
そのため、ビットコイン取引所の仲介手数料などが実質的に上乗せされています。
手数料無料と謳われている『販売所』も多いですが、実際には、スプレッドがあるのでビットコイン取引所は利益を得ることが出来るという仕組みなんです。
だから売主と買主が直接取引する『取引所』と比較してスプレッドが広くなっているんですよ。
※『スプレッドが広い=売買時に差っ引かれてしまう』ということですので、せっかく利益が出ても目減りするということです(・・・もったいない)
そのため、ビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)を『販売所』で購入する理由はあまりありません。
例えば、暗号資産(仮想通貨)の種類によっては、『販売所』で購入した場合、購入した瞬間に資産が5%~10%も減少し、さらに売却した瞬間に資産が5%~10%も減少してしまう事もあります(スプレッド10%~20%の場合)。
ビットコインの場合は、アルトコインと比較してスプレッドが狭めに設定されていますが、それでも購入した瞬間に1%~5%(スプレッド2%~10%)程度資産(仮想通貨)が減少してしまうこともあるんですよ。
これは結構注意しなければならない点ですね。
知らないと確実に損します。
なぜ、どのビットコイン取引所でビットコインを取得してもよいのか
ビットコインを『販売所』ではなく『取引所』で取得する場合は、どこのビットコイン取引所であってもスプレッドが狭いんです。
そのため、どこのビットコイン取引所で取得する場合であっても、あまり差がありません。
実際に、大抵の『取引所』の場合は、ビットコインのスプレッドは0.1%を下回ります。
例えば、ビットコインチャート上では10,000円利益が出るはずだったとしても、実際には9,990円の利益(スプレッド0.1%の場合)になってしまうということです。
もっと例を挙げると、こういうこと↓↓
・もしスプレッドが1%なら、10,000円の利益が9,900円に。
・もしスプレッドが5%なら、10,000円の利益が9,500円に。
・もしスプレッドが10%なら、10,000円の利益が9,000円に。
ざっくりとこんなイメージになりますね。
(・・・まあ、さらにここから税金で20~45%ほど引かれてしまいますが)
でも、ビットコインを取得する場合は、スプレッドが基本的にかなり狭いのであまり気にする必要はありません。
では国内取引所はどんな種類があるのか具体的に挙げてみますね。
金融庁に暗号資産交換業者として登録されている取引業者は合計で25業者です(令和2年12月17日現在)。
金融庁に登録されているということは、少なくともこれらの業者が扱う暗号資産が、世界的にも厳しいと言われている日本の法律(資金決済法)上の定義に該当する暗号資産であるということです。
・・・この表現だと少し硬いですね。
かなり噛み砕いて解釈すると、「国に認められている業者なので、それなりに安心できる業者である」と言うこともできるでしょう。
登録番号順に列挙します(カッコ内は取引所名。まだ取引所が無い業者もあります
関東財務局長
第00001号 株式会社マネーパートナーズ(取引所なし)
第00002号 QUOINE株式会社(Liquid by Quoine)
第00003号 株式会社bitFlyer(bitFlyer)
第00004号 ビットバンク株式会社(bitbank)
第00005号 SBI VCトレード株式会社(SBI VCトレード)
第00006号 GMOコイン株式会社(GMOコイン)
第00007号 フォビジャパン株式会社(Huobi)
第00008号 BTCボックス株式会社(BTCBOX)
第00009号 株式会社ビットポイントジャパン(BITPoint)
第00010号 株式会社DMM Bitcoin(DMM Bitcoin)
第00011号 TaoTao株式会社(TAOTAO)
第00012号 Bitgate株式会社(Bitgate)
第00013号 株式会社BITOCEAN(取引所なし)
第00014号 コインチェック株式会社(Coincheck)
第00015号 楽天ウォレット株式会社(楽天ウォレット)
第00016号 株式会社ディーカレット(Decurret)
第00017号 LVC株式会社(BITMAX)
第00018号 株式会社LastRoots(c0ban)
第00019号 FXcoin株式会社(FXcoin)
第00020号 オーケーコイン・ジャパン株式会社(OKCoinJapan)
第00021号 コイネージ株式会社(コイネージ)
第00022号 Payward Asia株式会社(KRAKEN)
第00023号 CoinBest株式会社(CoinBest)
近畿財務局長
第00001号 株式会社Zaif(Zaif)
第00002号 株式会社Xtheta(Xtheta)
あなたが聞いたことのある有名な業者もありますよね?
あなたがもしホントにビットコインだけを取得したいのであれば、これらの取引所のうちお好きなビットコイン取引所でよいですので、どこか1つ口座開設すればよいでしょう。
とはいっても、ビットコイン以外の暗号資産も気になるハズ!
暗号資産はビットコインだけではありません。
そして、きっとあなたも暗号資産の世界に一度興味を持ったらビットコイン以外の暗号資産にも興味が湧いてくるはずです。
もし今はビットコインにしか興味が無くても、2~3か月もすればビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)にも興味が湧いてくるに違いありません。
とすれば、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)の取扱数が多い国内取引所を選択した方がいいのではないだろうか!・・・この考えは8割正解です。
では、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)も取得したいと考えた場合のおススメ取引所はどこでしょうか?
国内取引所だけでも十分。その場合は3つおススメ!
国内取引所だけで完結させたいのであれば、暗号資産(仮想通貨)の取扱数が多い取引所を選択していけばよいでしょう。
でも、国内取引所で扱われている暗号資産(仮想通貨)の種類は限られています。多くても10数種類です。
また、日本の暗号資産取引所に承認されているということは、良い意味でも悪い意味でも、安全性が比較的高めの暗号資産(仮想通貨)ということです(リップルなど考えると、必ずしもそうではないかもしれませんが・・・)。
つまり、まだ時価総額の低いアルトコイン(いわゆる草コイン)では起こり得る10倍コイン(テンバガーコイン)などにはほぼ出会えないということになります。
(一方で、スキャムコイン(詐欺コイン)のようなものに出会って価値がゼロになるリスクもあまり無いように思います)
ただし、国内取引所でアルトコインを手に入れる場合はスプレッドがかなり広めです。
5%~15%程度はあるものと想定しておいた方が無難です。
国内取引所だけで完結させたい場合のおススメの取引所は3つです。
ただし売買取引の扱いに慣れるまでは1つの取引所だけで全然いいと思います。
・bitbank(ビットバンク)
・Coincheck(コインチェック)
・Zaif(ザイフ)
この3つがあれば日本の暗号資産取引所で手に入れることができる暗号資産(仮想通貨)をほぼ網羅することができます(赤字で示す暗号資産は3つの取引所で共通しているものです)
・bitbank(7種類:BTC、XRP、ETH、LTC、BCC、MONA、XLM)
・Coincheck(15種類:BTC、ETH、ETC、LSK、FCT、XRP、XEM、LTC、BCH(BCC)、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ)
・Zaif(13種類:BTC、AirFX、XEM、MONA、BCH(BCC)、ETH、ZAIF、XCP、CICC、NCXC、JPYZ、COMSA)
最初の段階としては、これだけ多くの暗号資産(仮想通貨)を扱えれば十分ではないでしょうか?
繰り返しですが、この3つの取引所に登録しておけば、国内取引所で扱える暗号資産をほぼ網羅できます。
なので、少なくともこの3つの取引所は口座開設してもよいと思いますよ!
国内取引所では取り扱っていない草コインも買いたい!そんな場合は海外取引所に登録するしかないです!
海外取引所の数は、世界中に100種類以上あると言われています。
海外取引所をなぜ利用するメリットは、草コインに投資することが出来るからですね。
草コインというのは、市場の注目をまだ浴びておらず時価総額が小さい暗号資産のことです。
つまり、注目していた草コインがもし10倍!、いや100倍!!、いや1000倍!!!なんかになったらと思うとドキドキですよね。実際にそのような可能性を秘めているのが草コインです、
※ただしごく一部の草コインだけが上がる可能性を秘めていますし、スキャムコイン(詐欺目的のコイン)なんてのもありますから注意が必要なのは言うまでもありません。
一方で、当然ハイリスクのものですので、草コインは価値がゼロ!になってしまう事もあります!
なので、積極的にはおススメしません。
そこである程度の数(100以上)の取扱い通貨数がある海外取引所を列挙してみます(世界中探せば他にもあると思いますが)
1. Binance
2. Bibox
3. Yobit
4. OKEx
5. Cryptopia
6. HitBTC
7. CoinExchange
8. C-Cex
9. Bittrex
10. Poloniex
この中ならBinance(バイナンス)が有名でしょうかね。
CoinMarketCapというサイト(https://coinmarketcap.com/ja/rankings/exchanges/)で取引所の総合ランキングを見ることが出来るのですが、Binanceのスコアが一番いいです。
あとはWebなどでもBinanceの情報はたくさんあるので、実際に何か困ったことがあってもまずは日本語で情報収集することができます。
そしてBinance(バイナンス)だけで323種類(2021.1.20現在)もの暗号資産を扱っていますので、十分すぎます。
海外取引所に興味がある方は、まずはどんな取引所があるかご自分で調べてみたらいいと思います。
資産管理の問題なので、自分で情報収集することが極めて大事ですからね。
なお、Binanceで暗号資産を手に入れるためには、ビットコインが事前に必要です。
日本国内のビットコイン取引所でビットコインを取得して、Binanceの口座にビットコインを送金する必要があります。
つまり、草コインを購入したいのであれば、最低でもビットコインを取得するための国内取引所1か所と海外取引所1か所を開設しなければならないということです。
海外取引所の利用は少し腰が重くなってしまいますね・・・
ビットコインのおススメ取引所のまとめ
もし、ビットコインだけを取得したいのであれば、bitbank(ビットバンク)、Coincheck(コインチェック)、Zaif(ザイフ)のうちのどこかのビットコイン取引所で口座を開設してみてください。
もし、ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)にも興味があるのであれば、bitbank(ビットバンク)、Coincheck(コインチェック)、Zaif(ザイフ)の3つは口座を持っていたほうがよいでしょう。
もし、草コインにも興味があるのであれば、ビットコインを購入するための国内取引所を最低でも1つと海外取引所1つ(Binance(バイナンス))あるとよいでしょう。
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