投資家であれば誰しもが迷うのが、『あの株買いたいけど、いつ買えばよいのか・・・』ということです。私も研究を重ねてきました。私自身もずっと株を買うタイミングを迷ってきました。の買いたい株はたくさんあります。しかし、3年以上毎日株価チャートとにらみ合いを続けた結果、株価チャートの動き方には一定の法則があるということがわかりました。そんな法則を少しお教えします!!
大型株の買い方!!
まず初めに行っておきますが、大型株では、2倍~3倍株くらいまでは狙えると思いますが、テンバガーは狙えません。テンバガーを狙う人は中小株を買うべきです。
ここで、私の所有している株式の半分以上は大型株です。大型株にもそれ以外の中小株にもそれぞれメリットがありますので、簡単に説明します。(ちなみに、私が言う大型株は、誰もが知る企業であったり、時価総額の高い企業であったりを言っています。東証一部上場だけにこだわっているわけではありません。)
まずは、大型株のメリット・デメリット
メリット
- 大企業であれば、事件等がない限り、ある程度安定しており、株価の値崩れの可能性が少ない。
- 購入希望者が多く、一日あたりの株式売買数が多いため、値が変動しやすい。
- 株価の波が読みやすい(ボックス株である)
デメリット
- テンバガー(10倍株)は狙えない。
- 短期の投資では利益を出しにくい。
このようなメリット・デメリットを総合的に勘案した結果、私は大型株で十分利益を出せると踏み、実際に利益を出しています。
大型株の法則
大型株はわかりやすくまとめれば2通りの法則があります。
優良企業(ボックス株)
優良株で、業績の安定している企業であれば、株価の変動の波はありますが、株価の波の振幅の大きさが、大きくはブレにくいという特徴があります。
ということは、いつ優良企業の株を買えばよいのかわかりますよね??
非優良企業(下落トレンド)
一方、非優良株の多くは、下落一筋です。
例えば、大塚家具(東証一部ではありませんが)など見れば一目瞭然です。
実は私はずっと大塚家具を狙っていたのですが、止めました。中国の大手家具メーカーとタッグを組む事実上の吸収合併がされたためです。中国企業に吸収された企業は、ブランド力や知名度だけ吸い尽くされたあげく、日本でのイメージは悪化し、日本株式において再起することは難しいと考えられますので。残念ながら。
基本的な大型株の購入戦略!逆張りが良いに決まっている。
上記優良企業の法則に乗っ取れば、優良企業の株価は一定の範囲内で動く(振幅の大きさがそれほど大きくブレない)という特徴があります。
そのため、直前三回の波の平均振幅を計算し、下端より1/3くらいに差し掛かった時が買いを入れ始めるタイミングだと考えています。下落局面で購入するわけですから、逆指値注文を行います。(押し目買いとも言いますが、結局下落トレンド化・押し目かは後にならないとわかりません・・・)
具体的には、下落中で前日株価の終値が1000円だとしたときに、例えば10~20円程度上(1010~1020円)で張っておいて、この値段以上になったら1050円までの値で買うという逆指値注文を私はよくしています。
この買い方のメリットは、リスクのある下落中の注文ですが、逆指値ですので翌日株価が下落すればこの注文は破棄され、一方で、下落から上昇に向かう買いのタイミングを逃さずに目的の株を購入できるという点です。
そのため、私は大型優良株に関しては逆張りを推奨します。
皆さんも株価上昇の波に乗りましょう!!
過去の事例から買ってはいけない株式を読み解く
上記したような、例えば大塚家具のような株式は購入することはお勧めしません。
- 有名企業である
- 株価チャートが下落一辺倒
- 事故ではなく、事件(本件は親子喧嘩)に起因する株価下落
- ブランドイメージの不可逆的棄損
- 中国企業に吸収
このような企業は、日本での再起は数年以内には難しいと考えられます。
ブランドイメージに、新たな別のブランドイメージが付加された後でなければ、株価の上昇は見込めないでしょう。
なお、記憶に新しいシャープも台湾企業(中国企業ではありませんが)ホンハイに吸収されましたが、現在まで継続して、下落一辺倒です。こんな株式は買わないほうが良いですよね。どう見たってリスクの方が大きすぎます。
中小株の購入の仕方は??
大型株とは購入の仕方を分けて考えなければなりません。大型株と同様の買い方をすれば、損失が出てしまいますのでご注意ください。
中小株のメリット・デメリット
メリット
- テンバガーを狙える可能性
デメリット
- 売買件数が少なく、売りたい値段で売れないこともある。
- 事業悪化→即倒産のリスク
中小株の買い方
自分が信じた株式を購入するほかはないと考えられます。
企業HP、ニュース、事業成績・・・を総合的に見て自分で判断するしかありません。
そんな中でも、私が行っている中小株の買い方は次の通りです。
- トレンド(5G、AI、オリンピック、フィンテック)に絡んだ株式を購入
- 配当(優待)利回りの良い株式を購入
- 上昇トレンドの株式の購入
※中小企業に関して注意が必要なのは、基本的にはボックス株ではないということです。
一旦下落を始めたら次はいつ株価が上昇するか(もしくは株価の上昇はないのか)はわかりません。大型株よりも、博打的要素が強いと思います。
まとめ
大型株は、逆張りがおススメ。
逆指値注文でリスク回避&利益確保しましょう。
中小株は、十分なサーチの上、ご自身にあった株式を購入しましょう。
↓株を買うタイミングについてこちらのページでもまとめています。よろしければご覧ください。
私の普段行っている株式投資法はリスクが少ない方法です。
では、利益も少ないのでは??と思われるかもしれませんが、実際には投資金額の1.5~2.0倍あたりをうろついています。
ということで、私の投資方法自体は間違ってはいないと思われます。
よろしければご参考にしてください。
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