株式投資は博打ではありません!情報、理論、アノマリーを駆使して資産増やせます。

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投資を行ったことがない人にとって、株式投資は博打(ギャンブル)のように思う人もいるのではないでしょうか。実際にウェブサイト上の情報を見ていると、『勝率〇〇%』や『メルマガ登録で毎朝おススメ株教えます』というような怪しいサイトが多々ありますので、株式投資がリスクの高いものなんだなって思う人も多いのではないでしょうか。実際に、リスクはゼロではありませんが、一般的な博打と比較すればリスクは極めて低いです。

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株式投資のリスクはそれほど高くない

一般的な博打と、株式投資の勝率やリスクについて見てみます。

一般的な博打について

ここでは、一般的な博打の勝率を『還元率(期待値)』としてご紹介します。
(例えば、還元率(期待値)70%とは100万円投資したとして、最終的に70万円になるということ)

  • 競馬:70%
  • パチンコ:80%
  • 宝くじ:40%
  • 競艇:70%
  • 競輪:70%

低すぎますよね。
そして、必ずと言ってよいほど資金が減ります。
私は絶対に買いません。お金と時間の無駄だと思っていますので。
・・・皆さんは、還元率(期待値)をご覧になって、これらの博打をやりたい(続けたい)とお思いになりますか?運に絶対の自信がある方、お金持ちの方はどんどん博打もしてみてください。でも、本気で資産運用をしたい方は博打は止めたほうが良いと考えられます。

株式投資について

一方で、株式投資のリスク(期待値)についてですが、自分で設定できます。

理論

例えば、次のように『勝率』とその時の『利益』、『負け率』とその時の『損失』を設定すると、

  • 株式投資のリスク(期待値)=勝率40%×利益10,000円-負け率60%×損失5,000円
                 =+100,000円
    となり、利益を得ることができます(実際には税金や取引手数料で利益は少し減りますが)
  • 一方で、
    株式投資のリスク(期待値)=勝率30%×利益10,000円-負け率70%×損失5,000円
                 =-50,000円
    となり、損失が出てしまいます。

つまり、自分で『利益確定ライン』『損切ライン』を設定して、適宜見直しを図って、期待値(さらに税金や取引手数料も勘案要)がプラスになるように理論武装すればよいのです。
ある程度は実際に取引を実行してみないとその『勝率』や『利益確定ライン』で正しいのか確かめることはできませんので、最初は自分の取引のルールを作り上げるまでは資産が減る可能性は高いです。しかし、半年もしないうちに取引のルールを決定することができるでしょうから、その後はプラスに転じる確率が高いのではないでしょうか。

情報・アノマリー

さらに、株式投資が博打と異なるのは情報(ニュース)によって株価の上昇・下降が想像しやすく、またアノマリーの面からも株価の上昇・下降を想像しやすいです。

↓こちらにアノマリーについては記載しています。

新年度の日本株の買う時期(2019年4月~10月の見通し)と買ってはいけない時期
株にはアノマリー(経験則に基づく株価動向の法則性)というものがあります。アノマリーを駆使したアノマリー投資を心がけるべきです。日本株に投資している外国人の数は非常に多く、外国人投資家が行う日本株の売買は、日本株売買数の6~7割にも及ぶと言...
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株式投資は小額から始めればよい。

上記のような、期待値に基づき設定した、自分の取引ルールさえ守っていれば、資産がゼロになることはありません。

投資初心者の方はもちろん、購入した株式の株価が翌日に10円でも下がろうものならビクビクなさると思います。私も株式投資を始めた当初は、ワクワク半分ビクビク半分という感じでした。しかし、余裕資金で始めればよいだけの話です。仮にその余裕資金がゼロになっても自分の生活に影響がないと考えれば、ビクビクはなくなり、ワクワクだけになるでしょう。私自身は、株式投資を始めた当初は100,000円入金して数万円の株式を1社買っただけでした。その翌日はビクビクしていましたね(今思えば、そんなにビクビクする必要はなかったのですが・・・初めてのことは怖いですから仕方ないです)。

敵は自分自身です。
根拠なく、「損切りライン切っちゃったけど、もうちょっと持っていようかな」と決断してはいけませんし、「利益確定ラインより上がったけど、もう少し上がりそうだな」と思って保有し続けてはいけません。ルールの乱れは、期待値の乱れとなり、資産の乱れにつながりかねません。
もちろん根拠があればよいです。
ここでいう根拠とは、「損切ラインを切った場合の取り扱い」及び「利益確定ラインより上がった場合の取り扱い」についてもさらに追加ルール化するということです。

例えば、取引ルールの追加ルールとして、「損切ラインを切ったが、PERの指標が15以下だから明日も保有する」というように追加ルールを可視化することが必要です。これによって、ブレのない投資を行うことが可能になります。

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株式投資にうまい話はない。

冒頭で記載したような『勝率〇〇%』や『メルマガ登録で毎朝おススメ株教えます』というような怪しいサイトの広告があれば是非クリックしてみてください。私はそんなにうまい話はないと思っています。(まず、そんなにうまい話があれば自分一人で独占しますよね・・・)
どんな有名な投資家の方であっても、株価が上がるか下がるかなんてわからないのです。たまたま数億円稼げたその時の方法についての講演を、ビジネスとして講演しているだけですので、次も絶対に数億円稼げるとは限りません。ですので、そのようなうまい話には飛びつかないほうが良いとは思います。
ただし、興味本位でそのようなメルマガや講演会に参加してみるのはありです。それはそれで面白いですので。

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まとめ

  • 株式投資はリスクが低い(リスクを自分で設定できる)
  • 小額から始められるのがメリット(ルールを守れば投資額はゼロにはならない、むしろプラスになる)
  • 株式投資にうまい話はない

株式投資が身近に感じてきませんか?
私は株式投資が最大かつ最強の資産運用法だと思っています。
今後どんどん資産を増やす予定です!!
皆さんも一緒に頑張りましょう!!

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