弁理士の先を読む投資術!次世代の株式投資!最先端技術はこうなっている。

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中国勢が押しています。5G技術に関連する標準化特許を1,500件以上も取得しています。それは5Gの標準化技術の40%近くにも及びます。世界的に広がりを見せるファーウェイをはじめとする中国勢。『ファーウェイ製品を輸入するな』というトランプ大統領。アメリカの技術は5G技術に関しては中国勢よりも遅れ気味です。・・・日本はさらに酷い遅れようです。

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5G技術の標準必須特許って?

標準必須特許

標準必須特許は最強の特許です。
ある技術を使用する場合、必ず使用しなければならない根幹部分についての特許なんです。

例えば、5G技術には末端技術まで含めれば数万件の標準必須特許が絡んできます。
そして少しでも技術的にかぶってしまえば、特許権の侵害になってしまうため、それを避けるためにライセンス料を払わなければなりません

ということはですよ、わかる人はもうわかると思いますが、ファーウェイ製品自体を禁輸して自国で流通させないようにしただけでは、ファーウェイには致死的なダメージは与えられないということです。
つまり、ファーウェイ技術と同じ技術を、ファーウェイが特許権を有している国で実施したらファーウェイの特許権を侵害してしまう事になります。つまり、実施したければファーウェイにライセンス料を払わなければならないんです。
すでに5G技術は中国のためにあるといっても過言ではないでしょう。

各国の5Gに関する標準必須特許数!

↓↓標準必須特許数です!

  • 中国(ファーウェイ):1500
  • フィンランド(ノキア):1400
  • 韓国(サムスン):1300
  • 中国(ZTE):1200
  • スウェーデン(エリクソン):800
  • アメリカ(クアルコム):800
  • 韓国(ⅬG):700
  • アメリカ(インテル):600
  • 中国(CATT):600
  • 日本(シャープ):500

結果を見れば一目瞭然です。

中国勢の圧勝です(約40%)
アメリカはちょっと勢いがないですね(約15%)
日本・・・というよりホンハイ?・・・(約5%)

残念極まりないですね。

ファーウェイが世界の最先端を行ってしまっている現状では、アメリカが5Gを推進できないのももっともですね。

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だからアメリカは先を行く

5Gには早めに見切りをつけて、6Gで覇権を得るのだ

すでにアメリカでは6Gを見据えた研究が盛んにおこなわれています。
そして、日本のNTTも6Gを目指して研究活動が行われています。

  • OAM多重伝送技術
  • 300GHz帯でのデータ転送技術

今のところ6Gに向けての技術はこのくらいかもしれない。
しかし、水面下での競争は激化しているでしょう。
アメリカ、日本は、5G大国中国に勝てるのでしょうか!?
特許の世界ではスタートダッシュ&とにかく出願して先に抑えることが何よりも大事です。

6Gが導入されると現在言われているのは2030年代。
まだ10年先です。
すなわち、今から出願を進めておけば、20年間安泰ですから、6Gの覇権を奪えるでしょう。
日本は今後10年の覇権争いに勝てるのでしょうか。
どの企業が台頭するでしょうか。
今後に期待です。

※なお、5Gに関しても商用が2020年から2019年に1年前倒しになりますし、6Gについてもアメリカ及び日本の威信をかけて大幅に前倒しになるのではないかと予測できます。

現在衰退しかけている日本ですが、日本も技術大国として再び世界にわたっていけるように再起を図ってもらいたいものです。

アメリカ国内及び同盟国内に5Gを広めたくないから、『ファーウェイは輸入するな』

ということで、アメリカとしては5Gを根付かせたくないんです

一度根付いてしまえば、その根を完全に取り除くのは不可能ですから。

で、例のトランプ大統領の発言です。
『ファーウェイ製品は輸入するな』

トランプ大統領のこの発言の意図はわかりやすすぎますよね。

実際に中国は5G基地局を通じてどれほどの情報を不正取得するのだろうか

ファーウェイ製品は輸入するなと言っても、6Gのことなんて全く表に出してはいません(・・・見え隠れはしていますが。)

表向きは『ファーウェイ製品は情報を抜き取られる可能性があるから輸入するな』ですね。

実際どうなんですかね?
中国なら国家ぐるみでやりかねない気もしますが、これに関しては事実無根な気もします。

真実は闇の中です。

ただし、個人的には6Gの産業スパイ的な行為はするのではないかと思っています。
5G技術が今後10年間世界をリードするでしょうし、人々が5G技術を使用するということは5G基地局を使用するということです。この基地局での技術に中国技術及び中国製品が多数使用されるでしょうし、この基地局で情報が行き来する中で情報が抜き取られる可能性もあります。
それだけでなく、そうした基地局を介して、有望企業に対してハッキングする可能性もあります(人間が想像しうることは人間であれば実現できます⇒実際に行われる可能性が高いのではないでしょうか)

6Gの争いは、アメリカがスピード勝負で来る以上、中国側も厳しい立場に置かれるでしょう。
今後の動向に注目が集まりますね!!
私もこまめに情報をアップします。

投資情報(現段階)

上記のようにまず、『NTT』は6Gに向けての最先端企業の一つでしょう。
先を行く投資としては早すぎかもしれませんが、特許権の存続期間は出願日から20年です。2030年時点で権利が存続していれば、ライセンス収入ががっぽりもらえます。

今後は、中小企業・国内外の中小企業、ベンチャー企業にも注目していきます!!

皆さんは5Gスマホは購入するでしょうか?
私は購入すると思います。
2030年まで、10年間4Gを使い続けるわけありませんから。
6Gが来たら買いますよね。
スマホ技術の進歩によって世界の技術勢力図が変わりますね。
実に面白いです。

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