【マイホーム購入】新築マンション購入時&購入後にかかる費用!想定よりも出費がかさむのはなぜ?

マンション購入

マンション購入時・購入後にかかる費用って意外と色々あるんです。もしマンション購入時には頭金だけを支払えばよくて、マンション購入後には月々の返済額だけ支払えばよいと思っている方がいらっしゃれば少し勉強した方がいいかもしれませんよ。

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1億円の新築マンションを購入した場合の月々の返済額

前回までのシミュレーション結果より、
1億円のローンを組んだ場合、月々の返済額は26~27万円であることがわかっています!
なお、住宅ローンを組む時の条件は以下の4つです。

  • 金利は一律で0.6%
  • 35年ローン
  • ボーナス払い無し
  • 元利均等返済

↓↓1億円のマイホームを購入した場合の、月々の返済額についてまとめていますので、詳細をご覧になりたい方は是非どうぞ!!

【不動産購入】1億円のマイホームを買う!!この夢、夢で終わらせますか?それとも現実にしたいですか?
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新築マンション購入時にかかる費用

新築マンション購入時にかかる費用にはどのようなものがあるのか知っていますか?
頭金だけではありませんよ。たくさんあるんです。
なお、実際にかかり得る最大の出費を確認できたほうが良いと思いますので、少しだけ多めに見積もっていきます!!

頭金

新築マンションの購入時の頭金の最低ラインとしては、物件購入額の1割程度であることが多いようです。中古マンションであれば頭金がゼロでも良い物件もありますが、新築マンションに限っては極めて稀でしょう。なお、1億円の家を購入する場合には、2,000~3,000万円程度あると安心です。借入額をなるべく減らすということは当然ではありますが、しっかりと意識すべき鉄則です。

登記費用(軽減後)

 不動産登記のための費用です。
 『新築建物の所有権の保存登記』:1億円×0.15%=15万円
 『住宅ローンの抵当権の設定登記』:1億円×0.1%=10万円

司法書士にかかる費用

 登記関連は司法書士に依頼することになります。
 司法書士にも依りますが、5万円程度のことが多いようです。

仲介手数料

 不動産の仲介業者に払うお金です。
 販売業者(ディベロッパー)が仲介業者を介さずに新築マンションを売る場合は不要です。
 仲介手数料の『物件価格の3.24%+64,800円』が上限です。
 ⇒つまり、1億円の家の場合は約330万円となりますが、新築マンションの場合はマンションの販売価格に既に含まれていることも多いようです(実質ゼロに見えるけど、実際はマンション価格に計上されているかもしれないということです)

修繕積立基金

 修繕積立金の50か月分程度が多いようです。新築マンションの場合、修繕積立基金がないと万が一マンション設備が故障したとしても費用を捻出できなくなる可能性があるため、新築マンション購入時に支払う必要があります。
 つまり、下記修繕積立金14,000円×50=70万円

不動産取得税

 その名の通り、不動産を取得したときにかかる税金です。新築のマンションを取得した場合も当然かかります。
 1,200万円までは控除されます。また2021年3月31日までは税率3%です。
 ⇒つまり、1億円の家の場合は、8,800万円×3%=264万円となります。

住宅ローン契約手数料

 住宅ローン契約時に銀行に支払う手数料です。銀行にもよりますが、5万円程度でしょう。

契約印紙代

 借入金額が1億円の場合は、6万円です。

上記を全て足すと、頭金以外でなんと705万円にもなります!!(※仲介手数料がかからないぶっけんのばあい、仲介手数料分を引いて375万円です。)

その他にも、忘れてはいけないのが、『引越資金』や『家具・家電購入費』が必要となります。
全部合計すると、かなりの費用がかかりそうですね!!

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新築マンション購入後にかかる費用

新築マンションを購入したとしても、まだまだお金はかかります。
いったいどれほどのお金がかかるのか、ご覧ください。

こちらも少し多めに見積もっていきます!!

月々の返済額

 26~27万円です(1億円のマイホームの場合)。

固定資産税

 毎年1月1日時点に不動産を所有している人に課税される税金で、『土地』と『建物』それぞれにかかります。固定資産税評価額(実際の評価額はわかりません)の約1.4%が目安です。
建物の構造によって異なりますが、部屋面積70m²かつ路線価30万円/m²の場合、次の固定資産税がかかります。
※新築物件の5年目までの概算です。6年目以降は建物分の減税がなくなるため、倍近く高くなります。
  木造:13.2万円(月々1.1万円)
  鉄骨鉄筋:19.8万円(月々1.7万円)
  鉄筋:17.8万円(月々1.5万円)
  鉄骨:15.4万円(月々1.3万円)
※詳しい固定資産税の計算方法については下記ページをご覧ください。

マンション管理費

 マンションの掃除など日常的な管理のための費用です。管理人のおじさんがよく掃除をしているのを見かけますよね?
 15,000円程度であることが多いそうです。

修繕積立金

 修繕のための積立金です。
 200円×m²が平均です。つまり、70m²であれば、14,000円です。

火災保険料

 高くても年間10万円(月当たり8000円)でしょう。

駐車場代

 都心は高いですので、3万円と考えてみます。

駐輪場代

 都心は高めですので、1台あたり1000円程度とします(都心は車はもちろん、自転車も取るんです。えげつないですね。しかも2段式の駐輪場の場合は、上段と下段で値段が異なります)

町内会費

 もちろん、住む地域によって異なりますが、相場は2000円です。

上記を全て足すと、なんと34~35万円です!!

 

↓↓なお、固定資産税に関しては、わかりにくいですので、次のページで固定資産税の計算方法をお教えします!是非ご覧ください。

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新築マンション購入にかかるお金のまとめ

  • マンション購入時に必要な費用は、多めに見積もって、705万円
  • マンション購入後に必要な費用は、多めに見積もって、34~35万円

わかってはいましたが、改めてシミュレーションしてみると非常に高額ですね・・・
都心では大金が無いとマイホームが買えません・・・

  

皆さんは、上記検討結果をご覧になって、どのような印象をお持ちでしょうか?もちろん、上記の金額は絶対的なものではありません。購入する新築マンションや住む地域、仲介業者の有無等によって変化しうる値ですので、あくまでも参考として見てください!
マイホームのための資金集めを頑張りましょう!!

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